□摂食障害はダイエットではない…
20年間拒食症を患った経験をもとに「飲み込み練習」という自叙伝を書いた作家のパク・ジニさん。
「摂食障害はダイエットではなく、自害であり、自殺だ」と表現する。
痩せた体に憧れて、自分もとダイエットを始めることから摂食障害になってしまう人が多いが、「痩せたい」思いがなくても精神的に辛いことがあったり、ストレス対処ができなかったりで摂食障害になってしまうケースもある。
摂食障害には多様な要因が結びついている。
風邪や感染症はウイルスや細菌が原因であることが明白で、それに対応する治療がある。
でも摂食障害ってその人その人によって原因やその背景、経過、対応が個々に違ってくる。
治療もこれ!ってものがない。
パク・ジニさんは「摂食障害を極端に『体重に関連した病気』だと言うことは、強迫観念から、電灯を消したり付けたりする人を『省エネ関連の病気にかかった』と言うのと同じだ」と指摘したそうだ。
世間の摂食障害のイメージで痩せすぎていたり、体重を気にし過ぎたり、食べなさすぎたり、食べ過ぎたり、食べても吐いたり、下剤を乱用したり、と表面的なところしか見ないことが多い。
でも体重や食べる食べないは、ただ表面に見えているところで、本当は他にある。
みんなそれぞれ違うんだけど、だから話を聞いてみないとわからないんだけど、それぞれが何か抱えていて、それが上手く言葉や行動で出せなくて、
周りに分かる、体重だったり、食べ方でSOSを出しているんだと思う。
だから、ちゃんと対話したいよね。
どんなことが辛い?どんなことが困っている?何が嫌?何が好き?
やりたいことは?どんなことが幸せ???
Yuu🌼
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