□子どもの摂食障害、「やせ願望」なくても…
摂食障害って聞くと、どんなイメージがありますか?
「やせ願望」なくても摂食障害になってしまう人もいます。
多くは、自分の身体は太りすぎているから、とダイエットから始まるものが多いですが、「回避・制限性食物摂取症」といって、痩せ願望がなくても、食べない、食べられない状態になるタイプがあります。
ボディイメージの歪み、対人関係等のストレス、不安、恐怖。そこから食べることへの不安と恐怖。
小中学生は成長期。身体が変化していくのは、健康的な証拠。しかし、その変化についていけなくなり、摂食障害になってしまうこともあります。
早期発見、早期治療が肝。
学校の健康診断で定期的に測定するので、養護教諭の先生のチェック、保護者のかかわりが大切ですよね。
心理教育は体重がある程度増えてこないと難しいので、まずは本人が病気を自覚し、体重を増やしていけるような環境づくりが必要ですよね。
自分で「増やさないと」と「でも太りたくないな」と葛藤しながら生活できる子もいれば、
痩せていても「これ以上増やしたくない」「今のままでも生活できるから…」と周りをごまかしながら、自分も病気の声に乗っ取られてしまう子もいます。
いかに周りがかかわっていけるか、それによって本人が「増やすのは怖いけれど、増やしていこう」と思えるか。
病気の子と話すのではなく、本人自身と話してあげてほしいです。
Yuu🌼
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