□道しるべを 増える摂食障害6⃣
信濃毎日新聞11月24日掲載
6回目のこの回で連載は終わりになります。
最終回は診療現場で患者と向き合う、県内の精神科医のお話でした。
摂食障害を診てくれる病院ってどこだろうと探している方もいるかと思います。
自分で行ってみないとわからないこともあります。
医師にも合う、合わないがありますよね。
セカンドオピニオンという制度もあります。
治療ができる環境を見つけられたらいいな。
食べない、食べて吐く、痩せたい、太りたくない、食べたくない…
本人の言動や行動は摂食障害の症状によるもの。本人が発していることですが、摂食障害のオバケに支配されてしまっている状態です。
自分でもオバケに乗っ取られていると気づけない人もいます。
だんだん、摂食障害の自分と、健康的な自分がいるということがわかってくると「あ、今は病気の考え方だ」「これって病気の考えだよね」と自分の中で区別することができてきます。
症状に惑わされてしまっても、健康的な自分は別にいて、今は病気の自分だと認識できるだけでも、道は違ってきます。
健康的な自分、楽な自分になれる時間が増えてくるといいなと思います。
Yuu🌼
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