□「コロナ禍で太りたくない」子どもたち…
コロナ禍において、増えている摂食障害。
体重や食事って自分でコントロールできて、目に見える結果が出て、自分のやったことがすぐにわかる。
打ち込んできたものが突然なくなってしまった子どもにとって、そのストレスは計り知れない。
人と会えない分、SNS・インターネットにつながる頻度、時間も増え、その影響によって、より痩せへ向かわせてしまうことがある。
この成長期は身体も心もとても大切な時期です。
ダイエットがいけないわけではないけれど、ダイエットをする必要がない人が痩せようとしたり、ダイエットが過度になってしまうと怖い。
食べなくなった子に対して「食べなさい」「なんで食べないの?」「そんなに痩せてどうするの?」ではなく、食べること、体型以外のことで会話してほしいと思います。
「辛いことがあったんだね」「今日はどんな日だった?」「今日の顔色悪い気がするけれど、身体はしんどくない?」「身体が冷えるよね。」…
今の身体が心配なことや、子どもの心に寄り添ってあげてほしいです。
摂食障害、
拒食症は、自分で勝手に痩せたくて食べない、痩せたいから食べない…ではなく、本人はどうにかしたい、食べたいなと思っていても、食べる恐怖や変わる身体への不安などが襲ってきて食べることが怖いんです。
過食嘔吐は、痩せたいから吐いている、好きで大食いしている、食べ物を粗末にしている、お金を溝に捨てている…など思う人もいることですが、
本人は吐く前は、吐きたくない、こんなに食べたくない、普通に食べたい…って思っていても、何かきっかけがあると、そんな思いはどこかに消えてしまい、大量に買ったり、食べても食べても足りなくて、食べて食べて、涙を流しながら、膨れたお腹に痛みを感じながら、
そして吐いてしまう。それも涙を流しながら…苦しい、辛いけれど、食べないと、吐かないといられない…やっているのは本人ですが、病気がしていること。本人はどうにかしたいと苦しんでいるんです。
摂食障害についても捉え方、社会の偏見が変わっていくといいなといつも思っています。
Yuu🌼
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