□摂食障害になるのは若者だけじゃない…
「摂食障害になるのは若者だけじゃない。更年期に発症する人も…その背景とは」を読み、改めて胸がぎゅっとしました。
摂食障害というと、どうしても若い女性の問題というイメージが強いかもしれません。
でも実際には、中年期、とくに更年期や男性更年期をきっかけに発症したり、再発したりするケースも少なくないのだと伝えています。
アメリカでは生涯のうちに約2880万人が摂食障害と診断されると推定されており、バーチャル治療プラットフォーム「Equip」の調査では、40歳以上の女性の35%が「中年期に初めて摂食障害的な行動をとった」と回答したそうです。
成人患者のうち25%が40~65歳というデータも紹介されていました。
背景にあるのは、単なる“体重の問題”ではありません。更年期におけるエストロゲンの大きな減少や、男性のテストステロン低下による体型やエネルギーの変化。
そこに、離婚や子どもの独立、慢性疾患、老いへの不安、そして“痩せ”や“若さ”を称賛する社会の価値観が重なっていきます。
米摂食障害治療センター「Renfrew Center」の専門家は、中年期の摂食障害は研究や治療現場でも過小評価され、見過ごされがちだと指摘します。
ダイエットや断食、過度な運動が“健康的”“ウェルネス”として称賛される今、その裏で危険な行動が正当化されやすい現実もあるのです。
この記事を読みながら、摂食障害は年齢で区切れるものではないのだと改めて感じました。更年期は、ただでさえ心も体も揺れ動く時期。
その不安定さの中で、変わっていく体をどうにかコントロールしたいという思いが強くなることもあるでしょう。
健康のため、病気予防のためと思って始めたダイエットが、いつの間にか心を縛る鎖になってしまうこともあります。
それは決して意志の弱さではなく、人生の転換期にさまざまな要因が重なった結果なのだと思います。
記事では、体の変化を自然なものとして受け止めること、専門的なケアを求めること、孤立しないこと、そしてダイエット文化の誘惑に注意することが勧められていました。
摂食障害は食べ物や体重だけの問題ではなく、感情や生きづらさとも深く結びついています。
だからこそ、「何を食べるか」以上に、「どんな思いを抱えているのか」に目を向ける支援が必要なのだと感じました。
もし今、食べることや体型のことばかり考えてしまう、年齢とともに変わる体を受け入れられない、そんな思いを抱えている人がいたら、それはあなただけではありません。体は年齢とともに変わるのが自然です。それは衰えではなく、ここまで生きてきた証でもあります。
摂食障害は孤立の中で強くなります。
でも、つながりの中で少しずつ力を弱めていくこともあります。どの年代であっても、回復は遅くありません。人生の後半からでも、自分を取り戻す道はきっとある。この記事は、そんな大切なメッセージを届けてくれているように感じました。🌿
Yuu🌼
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