□肥満より怖い子どもの「やせ願望」。…
肥満=健康を害するもの
肥満=美しくない
というイメージが一般に浸透している現代。
でも逆にその肥満への恐怖心から「摂食障害」を引き起こすこともある。
摂食障害は命の危険の可能性もある怖い病気。
思春期に発症しやすい摂食障害。主に拒食症、神経性やせ症。
思春期は外からの視線を意識しだし、痩せている、太っているなどの容姿体型を気にしだす時期。
友達がダイエットを始めた!私もやろう!とダイエット沼にハマってしまう人も多い。
子どもの時期、思春期は成長期。背が伸びて、身体もだんだんと大人へ近づくために体重も増えてくる。それが成長の過程で当たり前なこと。
子どもは身体の余力がないため、摂食障害によって痩せ始めると、痩せが止まらない。自分でも止めることができず、脳が委縮して考え方も狭くなり、集中もしにくくなる。
身体はとても危険なのに、省エネでもさらに動けるように感じてしまう錯覚。だから本人に危機感はない。大人がいくらアタフタしても。
拒食から我慢していたものが破裂して過食に移行も。
親は初めは喜ぶけれど、食べ過ぎているところを指摘する。そんなに食べたら…
親が子供をコントロールする例もある。
そんなに食べたらみっともない、体重が増えているから痩せなさい。それが適正体重であっても。
親のエゴで子どもにダイエットをさせるのは違う。
思春期って自分探しをしだすときでもあって「自分って何だ?」ってなっている時に自分ではなく他人の評価によって左右されてしまうことも多くある。
親の大人の何気ない言葉で「摂食障害」の引きおこるきっかけになってしまうこともある。
大切なお子さんの成長を応援してあげてほしいです。
Yuu🌼
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