□摂食障害の一つ「神経性やせ症」…
子どもの摂食障害の一つ「神経性やせ症」が増えている。
早期発見早期治療が必要となるが、国内での専門施設は限られている。
欧米で実績を上げている治療法「FBI」(Family Based Treatment)に2020年から取り組んでいる岡山大学病院小児科心身医療科の岡田あゆみ先生の話。
真面目で実直な人がなりやすい摂食障害。痩せようと、それがエスカレートし、病的になっても、病気を否定する。病院は行きたくない、だって病気じゃないと思っているから。
病気の期間が長いほど、生活もままならなくなってしまう。
FBIは近年治療法として出てきた。この治療法は19歳未満でり患して3年未満の患者に適応される。
治療の主体が医師ではなく、家族、父母だということ。
FBIは栄養状態の悪化によって命の危険にさらされている子どもを一刻も早く救い出すことに重点を置いている。
治療も段階によって分けられていき、最終的には自分自身で決めていくことができるようになるってことかな。
自分の気持ちを話さずに隠して見えないようにして、そんなことずっとしていたら苦しいよね。
でも麻痺しちゃって苦しいのかもわからなくて、それが神経性やせ症として表れるのかな。
私もかつては、自分の話すことはいけないこと、誰かに相談することは弱いこと、だめなことって刷り込みがあって、溜まっていく、自分のなかに、いいことも悪いことも…。溜めてもいいけれど、なんだって従量がある。ため込んでため込んでもう溜められなくて、病気が発症して、自分に苦しいよ、もう助けてって教えてくれたんだと思う。
摂食障害の治療は簡単にいくものではない。いろいろなことが絡み合って、だからその絡み合った糸をひとつずつ、本人、家族、周囲のひと、医療者とほどいていくことが大切なんだよね。
Yuu🌼
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