□真面目な女の子に多くコロナ禍で増加中の…

摂食障害は拒食症と過食症に大きく分けられる。

食事量を減らし続けていき、エスカレートして拒食になる。

体重が減り、痩せる。食事量は少ないまま。

でも脳は栄養を欲する。

ふと一口食べると、食欲が止まらなくなってしまい、食べてしまう。

脳は食べたい、食べたい!!


強迫的にもなってしまうこともある。


この病気になりやすい15~18歳くらい、そこでしくじりやストレス、いじめなどいろいろなことがあると、このまま社会に出ていけないと自信を失って、だいたい9~10歳くらいの体重まで落として、思春期前の体重に戻る。

そうすると大人扱いされない、みんなから守ってもらえる年齢の体重にして社会に復帰するというのが痩せたいという願望だと、鈴木裕也先生は言っています。

真面目な子がなりやすい病気ともいわれている。

子供のことからたくさん遊んで年齢相当の付き合いを広めて抵抗力をつけていく。

勉強だけ一生懸命した子は社会に出た時になかなかうまくいかないことが多いとも言っています。


私も15歳で発症しました。当時15歳の平均体重よりも+あった体重が、いつも間にか8歳くらいの体重になっていました。

子供のころの私は勉強ばっかりではありませんでした。家の畑や家事などプラスで頑張っていました。家が山間だったのもあり、友達の家へ歩いてすぐに行ける場所でもありませんでした。また、友達と遊びたくても、休日は家の手伝いをしなくてはいけなく、他の友達が遊ぶ約束をしていても、私は畑仕事があるからと遊ぶことができないこともありました。

家の仕事があるからといって、勉強の時間を取らないことはできませんでした。

成績が悪いと、家族にチクチク言われてしまいます。私は完璧でないとダメでした。テストが90点でもダメ。なんで100点じゃないんだ!!と自分にイライラしていました。

家という社会で、いつも大人の機嫌を伺って、お姉ちゃんなんだから私がしっかりしないと、女なんだからやらないと、などと自分にいろいろ責任を負わせて、それがもう耐えきれなくなってしまい、体重を減らす、ということで、

私はできない!もう無理!!というのを身体で表していたんだと思います。


今コロナ禍において、摂食障害になってしまっている人が増えているそうです。人とのつながりも減り、籠りがちになってしまうこともあります。

摂食障害に効く薬はありません。

でも摂食障害は治る病気です。

本人の病気の認識、治りたい気持ちがあれば回復を目指せます。

家族のサポートもとてもとても大切です。

自助グループなども活用して、自分の想いや他者からの体験や意見、勉強などして、自分が楽になれるような気持ちになれるといいです。

パステル・ポコもどんどん活用してくださいね~。


Yuu🌼

長野県摂食障がい自助グループ「パステル・ポコ」

東御市で活動しています。 安心・安全な場所。 当事者(本人)と家族会があり。 其々別室でミーティングを行っています。 お気軽にお越しください♡ みんな違って それでいい 自分の色を見つけよう☆ミ

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